- なぜClipLineが生まれたのか
- 人手不足時代を乗り越える
組織とテクノロジー - コロナ時代を切り抜ける
3つのDX
なぜClipLineがうまれたのか
「実行を阻む壁」を
解消するために作りました。

-
2003年~2013年
株式会社ジェネックスパートナーズ- 2008年~ 株式会社あきんどスシローをエグゼクティブパートナーとして支援
- 2010年~ ジェネックスパートナーズのパートナー就任
-
2012~2013年
株式会社ダイヤモンドダイニング(東証一部 3073)社外取締役 -
2013年~
株式会社ジェネックスソリューションズ(現ClipLine株式会社)設立
代表取締役社長
実行の壁とはなにか?
構造的な問題 01
本部の意図が現場に伝わらず
「伝言ゲーム化」

構造的な問題 02
ミドル層に情報が集まり
ボトルネックとなる
本部のあらゆる部署から情報が店長に集約され、それをメンバーに伝えるのは大変

構造的な問題 03
顧客と接するスタッフへの
教育やケアが疎かになる

品質の低下・構造的な悪循環
人手不足時代を乗り越える組織とテクノロジー
戦略を遂行可能にするための「設計」と
実行を容易にするための「武器」が
あることが望ましい。

人手不足から陥る悪循環を解消

商圏としてお客様が減っていくなか、高い顧客満足度や新商品展開スピードが求められる一方、
働き手としての人手不足は組織のケイパビリティを下げ、組織の実行力を低下させます。
経営者が思い描く戦略を、現場が効率的に実行するための難易度は高まるばかりです。
この困難な時代を乗り越えるには、本部と現場が武器として使える「ツール」と、
ボトルネックを特定し、成果を最大化する「オペレーション設計」が必要だと考えています。
避けられない問題 01
避けて通れない人口減少
(出典)総務省「国勢調査報告」、同「人口推計年報」、同「平成12年及び17年国勢調査結果による補間推移人口」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成18年12月推計)」、国土庁「日本列島における人口分布の長期時系列分析」(1974年)をもとに、国土交通省国土計画局作成

避けられない問題 02
人口減少が
PLを圧迫する2つの圧力
を生む
人口減少は商圏縮小と働き手の人件費増加をもたらし、
経営の難易度を高めます。

避けられない問題 03
顧客満足度を高めようとするほど、
現場は実行の壁にぶつかる

戦略の実行支援をするテクノロジー活用が求められています
コロナ時代を切り抜ける3つのDX
「変化に対応できる
機動的な組織」を
目指しつつ、
足元の業務改善を両立させること

DXを通じた新しいマネジメント様式


自社にあったDXを成し遂げ、組織の機動力を獲得するための施策をいかに早く実行できるかが、今後を生き残るカギになっていきます。
DX 01
極めて困難な
経済予測
予測不能の中スピード感のある経営判断が求められ、デジタルを使った臨機応変な経営が求められます。

DX 02
DXには
ステップが必要
デジタルを活用した変革の本質は組織文化や事業構造の変化です。
山登りのように、本質的なゴールを見据えたうえで、ステップを追って組織にDXを定着させていく必要があります。

DX 03
ステップ1業務改善DX
ソーシャルディスタンスに
対応する業務改善
研修やOJTのリモート化、臨店モニタリングの遠隔化・デジタル化、社内会議のリモート化など、
新しい生活様式に沿った、足元のオペレーションの改善を積み重ねることが重要です。

DX 04
ステップ2構造改革DX
7割経済の浸透や、急激な需要増加に合わせ、
事業のボトルネックを解消する構造改革
新しい顧客や消費行動に対応するべく、組織のリソースや強みを変更していく必要があります。
その中でも、影響力の大きな構造上の課題を特定し、解決していくことが競争力につながります。

DX 05
ステップ3組織機動力DX
環境の劇的な変化に対応し、短期的な戦略変更に耐えうる
ダイナミックな組織機動力の獲得
コロナウイルスだけが大きな変化ではありません。様々なリスクの発生頻度が高くなる中、
戦略を柔軟に変更し、それを徹底できる機動力を組織にもたらすマネジメントインフラが求められます。

足元の小さな成功を積み上げていくこと
ClipLineの成果
-
売上昨年対比15%増加
ClipLine導入によるオペレーションの改善で顧客満足度が向上。 結果的に、昨年対比で売上が15%増加しました。
-
顧客満足度昨対連続更新
お客様が実施している毎月の顧客満足度調査においてClipLine導入後、スコアが昨対比を上回る期間が1年を超えました。
-
1年後離職率34%改善
ClipLineによる豊富な動画教材と本部との遠隔コミュニケーションのおかげで、スタッフの心理的安全性が改善され、パートスタッフの1年後離職率が34%改善しました。
-
採用費を全体の1/3まで削減
ClipLineを導入したことで採用から三ヶ月後時点での離職率が1/3に減少。これに伴い採用費も1/3まで減少しました。
-
新人育成にかかる時間も1/4に
新人育成カリキュラムにClipLineを活用し、教育効率向上を達成。アルバイト1人あたりに100時間かかっていた新人育成工数を24時間にまで削減しました。
-
SV1人当たりの管轄店舗が2倍
ClipLineによる遠隔コミュニケーションと自己学習環境によって、入社直後のスタッフの心理的安全性を確保。業務品質と離職率が改善したことで、SV業務に余裕が生まれ、1人当たりの管轄店舗を増やすことに成功しました。本部固定費の削減につながりました。
多層的な階層構造のなかで、伝言ゲームが起きたり、どこかで誰かの「俺流」がはびこって、誤って現場に伝わることがよくありました。
私自身も数々の現場を訪ね手を動かし議論してきましたが、これは「構造的な問題」だと気づきました。誰が悪いということはなく、みんな頑張っているのですが、全体としてうまくいってない。これを解決したいと思いました。(以下、続く)