アルバイトの心をつかむための、コミュニケーションのコツ

2018/05/16


日頃アルバイトを雇用育成する際に、「雇ったアルバイトがすぐに辞めてしまう」「なかなか仕事を覚えてくれない」「意志の疎通がうまくいっていないように感じる」と感じることはないでしょうか。店舗を効率的に運営していくためにも、アルバイトとの関係は良好に保ちたいものです。ここではすぐに実践できる関係構築のコツを解説します。

アルバイトがして欲しい働きかけとは

店長やSV・エリアマネージャーからアルバイトに対してはどのような働きかけをするのがよいと思いますか。株式会社ツナグ・ソリューションズが行ったアルバイト&パート職場コミュニケーション調査2016によると、店長やSV・エリアマネージャーからの働きかけとして以下のことが推奨されています。

敬語での会話
「親しき仲にも礼儀あり」ということわざにもある通り、上司と部下の関係であるとはいえ、アルバイトに対して敬語を用いて接することは大切です。アルバイトを一人の人間としてみているという意思表示にもなりますし、一定の距離間が安心感を与えることができます。また、上司が礼儀正しく信頼できる人物であるという印象を与えることもできますね。この項目は75%近くの人がOKと答えています。

趣味の話
初対面の人が自分と同じ趣味を持っていたことで急に親密度が増した経験はないでしょうか。趣味の話をすることは相手が同じ趣味を持っていた場合、心理的距離を縮めることが可能です。またそれ以外でも好きな趣味を伝えることで上司の人となりを伝えることができます。また、初対面の話題の一つとして相手に聞く無難な話題というメリットもあります。7割以上の人がこの項目を上げています。

企業・店舗の理念や業績の共有
企業の理念やモットーをアルバイトに伝えることをよしとする意見は7割近くにのぼっています。やはり、自分が働く企業にどのような考えがあるのかは皆知りたいようです。同様に普段自分が行っている業務の結果が数字として現れるのが業績です。店舗や営業所の業績についても透明性を持って伝えることで信頼を得ることができます。

お客様からの評価の共有
業務で接するお客様からの評価も気になることが多いようです。この項目に「OK」をあげたのは全体の6割近く。「お客さんからこんな感謝をいただいたよ」「●●さんありがとうってお客さんがいってたよ」など、ささいなことでも構わないので感謝や評価の事実をそれとなく伝えてあげましょう。場合によっては、朝礼などの全員が集まるミーティングの場で発表することで、スタッフ全員が成功体験を共有できます。

褒めることは手軽で効果のあるコミュニケーション

敬語の使用や企業・職場について知ってもらう、趣味を通じて相互理解を深める……など、前述のアンケート結果からはアルバイトとのコミュニケーションで大切なポイントを知ることができます。なかでも「お客様からの評価の共有」という項目から分かる大切なことが一つあります。

それは「褒める」ということ。褒めることはもっとも手軽で効果的なコミュニケーション方法です。では、どのように褒めるとよいのでしょうか。具体的には褒めるポイントは3つ。「成長」と「存在意義」、そして「積極性」です。「成長」とは文字通り、アルバイトの能力の上昇部分を褒めることです。各ポジションで、これまでできなかったことができた場合に、率直にそれを評価しましょう。そうすることで、モチベーションアップにつながります。

「存在意義」は、「清掃の仕方が丁寧で助かる」といったように、アルバイトの存在が店舗にとって重要であると伝えるということです。アルバイトに限らず、人は他人から必要とされることを喜びに感じます。特にアルバイトは、「他にも代わりは居る」という扱いをされがちです。これを防ぐため、店舗にとって重要な存在であることをあらためて認識させましょう。先ほどのアンケート結果にあった「お客様からの評価の共有」というのは、この成長と存在意義を褒めていることになります。

そして、アルバイトスタッフの「積極性」も褒めるようにしてください。積極性は成長のためのエンジンです。一人の積極性が他のスタッフにも影響を与えます。逆も同様で、非積極的なアルバイトの姿勢が、他のスタッフにも影響を与えかねません。「元気に挨拶をする」「新しい業務に挑戦する気がある」など、小さなことで結構なので褒めていくことが大切です。

コミュニケーションの仕組みづくり

アルバイトは基本的に有期雇用であることがほとんどで、毎日出勤しないケースも多いものです。なかには週1日という場合もあるでしょう。上司とスケジュールがすれ違いになることも少なくありません。こうした場合、コミュニケーションはどのようにとっていくべきでしょうか。

答えはコミュニケーションを「仕組み化」してしまうことです。アルバイトと会社が接するコミュニケーションの機会・時間を、意識的に構築していきましょう。例えば、アルバイトの契約時や更新の時、SV・エリアマネージャーとの面談や朝礼、全体ミーティングなどの場などがあげられます。また、堅苦しくない雰囲気の方がよいというのであれば、ランチや飲み会などの場も活用できます。

そして、忘れてはいけないのがSNSやメールなどオンラインを通じたコミュニケーションです。前述の調査では同時に「SNSつながりの境界線」という調査もされています。その結果をみると「職場でのメアドやLINEの交換」については若い世代や主婦を中心に6割以上が「OK」と答えています。

こうしたSNSやメールの活用はアルバイトのコミュニケーションでは必須になりつつあるといってもよいでしょう。また、タブレット端末やスマホは医療や教育などコミュニケーションが不可欠な現場で活用されるようになっています。企業の人材育成やコミュニケーションでもこうしたIT化を進めることでより効率的なコミュニケーションができるのではないでしょうか。

アルバイトと良好な関係を築いて店舗風土を良くしていこう

アルバイトとの関係づくりは、決して難しいものではありません。「挨拶をする」「小さなことでも褒める」「情報共有の場を短時間でもいいから設ける」といった、すぐにも実践できることばかりです。大きな改革ではなく、細かいことを積み重ねることで、アルバイトとの関係は作られていくといえます。アルバイトとの良好な関係を築いて、店舗風土を良くしていきましょう。この記事のなかで一つでも参考になることがあれば、明日から実践してみてください。

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