2019年10月15日 於 紀尾井カンファレンス(東京・永田町/赤坂見附)

イノベーションをリードする
トップ・マネジメント
〜成熟市場で持続的な成長と
V字回復を実現する戦略と組織〜

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About
イノベーションのための
マネジメント、
イノベーションのための
リーダーシップ

グローバル化とデジタルディスラプションをはじめ外部環境の変化の激しい時代のなかで、企業が持続的な成長をリードするためには、既存事業に注力するだけに留まらず、新規事業開発を推進する必要があることは言うまでもないでしょう。収益の柱として絶対的な既存事業がある大手企業がイノベーションを導くためには、既存組織・市場の慣性と対峙しながら新規組織・事業を推進する事業ポートフォリオのマネジメントが求められます。同時に、1つ1つの事業を深掘りし、競争優位性を築きながら持続的な成長を維持する必要があります。

こうしたイノベーション時代には、最適な経営資源の再配分と継続的に成長するための組織能力の開発が求められているのです。
持続的にイノベーションを起こす企業に転換するには、経営陣はどのように関与し組織を統率していけばよいのでしょうか。また、事業の継続的な成長やV字回復を導くにあたり、難所を乗り越えるにはどのようなリーダーシップが求められるのでしょうか。

本セミナーでは、イノベーションを導く最先端の経営理論と、実際にイノベーションに挑戦する企業の経営者のエピソードから成功のヒントをご提供いたします。

基調講演
『世界の経営学から考える、
イノベーションの本質』

成熟業界の大手企業が、今イノベーションに非常に強い関心を寄せています。
ただ、ほとんどの大手企業は、収益の柱である既存事業を持つがゆえにイノベーション創出が難しくなることもしばしば見受けられます。
イノベーションとは知と知の組み合わせによって生み出されますが、既存事業と新規事業では知を組織で活かす方法が異なります。

既存事業を展開する企業で新たな事業を生み出すことに成功した企業には、共通したイノベーション・マネジメントの経営理論があります。

今回のセミナーでは、ベストセラー経営書にも選ばれた『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』の著者であり、テレビ番組『ワールドビジネスサテライト』のコメンテーターや、最新のイノベーション理論の書籍『両利きの経営』の翻訳も手掛けた入山先生にイノベーションを導く最新の経営理論をご紹介いただきます。

Keynote Speech
入山 章栄 氏
早稲田大学大学院 経営管理研究科
早稲田大学ビジネススクール 教授

慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院より博士号(Ph.D.)を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授に就任。2013年より准教授を経て現職。専門は経営戦略論および国際経営論。「Strategic Management Journal」、「Journal of International Business Studies」などの国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表している。主な著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』(日経BP社)などがある。

エグゼクティブセッション
『サービス業・小売業における持続的成長とV字回復の本質』
市場そのものの成長が望みづらい成熟市場のなかで、主力事業の丸亀製麺と他業態展開による持続的成長を実現されているトリドールジャパン様と、ドーナツ販売業態でV字回復を実現されたクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン様をお招きし、成長を実現された戦略と組織について伺います。
トリドールジャパンはトリドールホールディングスの国内事業を統括する事業会社。国内800店規模のチェーン店でありながらセントラルキッチンを取り入れず店舗毎に商品や接客などの顧客体験を最適化できる「丸亀製麺」をはじめ、ユニークな戦略とオペレーションで国内1000店舗を超える多業態多ブランドを展開する。
同社は、過去22カ月連続で全業態の既存店売上が前年同月比100%を超え、直近では製品本来の魅力を訴求するTVCMなど様々な打ち手で既存業態の継続的な成長を実現しながら、新市場・新業態への進出も繰り返し成功に導き、業界をリードしている。同社が掲げる「連結売上高5000億円」の経営目標達成に向けて日本事業を統括する恩田社長に、多業態・多ブランドを展開するマルチポートフォリオ戦略のマネジメントの要諦について伺う。
クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンはアメリカ発のドーナツの製造販売を手掛ける飲食小売企業。日本では2006年に1号店を出店して以来全国64店舗まで急拡大した。日本上陸10周年となる2016年に、経営資源を集中すべく全店30%近くにあたる約20店の閉店を決定。
その後、戦略の転換、商品開発、顧客体験設計、人材マネジメント、オペレーション転換など様々な改革を経た結果、顧客満足度の継続的な向上と2019年7月まで24カ月連続で売上高前年越えを達成。また、数年ぶりの2桁出店に成功。
同社のV字回復を導いた若月社長に、変革プロセスを戦略面や組織面など多様な側面から伺う。
  • 恩田 和樹氏
    株式会社トリドールジャパン 代表取締役社長
    株式会社トリドールホールディングス 
    執行役員 国内事業本部 本部長

    神戸大学を卒業後、将来的な起業を前提に2003年ワタミへ新卒入社。店長職等を経験後、外食産業の魅力に目覚め2009年にトリドール入社。店長職からマネージャーへと昇格し、赤字店舗の再生等でも実績を上げた後、本部での業務改善やIT導入に携わった。
    その後、営業に復帰。丸亀製麺ブランドの全店舗統括、新規事業開拓を経て、2017年にトリドールジャパンの社長に就任(現任)。2019年からはホールディングスの国内事業本部長にも就任して、全社的な人材育成および採用に携わっている。

  • 若月 貴子氏
    クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社
    代表取締役社長

    1992年株式会社西友入社。経営管理本部企画室海外グループマネジャー等を経て、2007年株式会社経営共創基盤入社。2012年、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社入社。2017年4月代表取締役社長就任。筑波大学卒業。

  • モデレータ高橋 勇人
    ClipLine株式会社 代表取締役社長

    京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。2013年ClipLine株式会社を創業し、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

主催者×ゲスト講演
『サービス業・小売業の自律的・持続的成長を実現する
組織的イノベーションとデジタルトランスフォーメーション設計』
ここ数年で急激な外部環境の変化が起こり、大きな影響を受けるリアル店舗ビジネス。
深刻な人材不足、外国人労働者の活用、ロボット・AIへの投資、オリンピックイヤーに向けたインバウンド対策など国内政治経済のマクロトレンドに留まらず、Amazon,Uber/UberEats,Airbnbなどグローバルな新興IT企業の展開する新しいビジネスが成熟業界のプレイヤーにとって大きな脅威になっているのではないでしょうか。こうした外部環境の変化の激しい時代においては、一時のトレンドに左右されることなく、自社の優位性に則った戦略を深く検討し、それを実行できるケイパビリティを獲得することが重要になります。

今様々な分野・業務領域でテクノロジーの活用が進んでいますが、デジタルトランスフォーメーションは、戦略との整合性と中長期的に組織のケイパビリティを高めるように設計したうえで取り組まなければ、イノベーションの創出や企業成長に繋がりません。外食・各種小売・介護・美容・宿泊など様々な業態のサービス業のデジタル化とその業務支援をしてきた実績から、人の入れ替わりが激しく、かつ知の偏在化が起こりやすいサービス業・小売業等のリアル店舗ビジネスにおいて、変化を受け入れ自ら進化する「組織的イノベーション」を実現し得る組織になるための一つの解を出してみようと思います。

また、ゲストに株式会社C&Pより営業部長の上原様をお招きします。同社は美容業界大手のアルテサロン社のグループ会社で、ヘアメンテナンスに特化した56店舗の美容室を運営されています。美容師自身の手によるサービス品質が、そのまま顧客満足度やリピート率に直結する美容業界において、休眠美容師人材の掘り起しと即戦力化・サービスの均一化を目指した背景と、ClipLineによる実現方法を伺います。
  • 金海 憲男
    ClipLine株式会社 取締役

    日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。
    大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了

  • 上原 薫氏
    株式会社C&P 営業部 部長

    美容師として店長、マネジャーと現場での経験を積み、2010年株式会社スタイルデザイナーに入社。外部加盟型FC店舗のSV(スーパーバイザー)を担当。2011年にカット・カラー専門美容室ChokiPeta(直営店)の立ち上げに携わり現在56店舗(2019年9月現在)を展開。2019年1月に株式会社C &Pとして分社化し、現在は集客、求人・採用、スタッフ教育(マネジメント・技術講習)と運営全般に携わる。

特別講演
『ポスト・デジタル時代のサービス・イノベーション』

本セッションでは、地球規模の大きなトレンドを展望し、さまざまな「価値づくり」のレンズを紹介しながら、皆さんが知らず知らずのうちにかけている「レンズ」について問いかけてみたいと思います。様々なレンズをかけたりはずしたりしながら、サービス・イノベーションの先進事例を捉えてみたいと思います。

まず、地球規模かつ数十年単位で進む変化を、3つのキーワード —「SHIFT」(世界経済のサービス化)、「MELT」(産業の垣根の曖昧化)、「TILT」(世界経済の中心が南半球に)— を通してとらえます。次に、そうした変化の激しい環境において、新たな「価値づくり」を牽引する先進事例を紹介し、「サービス・ドミナント・ロジック(SDL)」や「マルチ・サイド・プラットフォーム(MSP)」などの新しい経営論理の「レンズ」を通してその背後にあるロジックを読み解きます。
また、「OMO:Online Merges Offline」など昨今話題となりつつある「ポスト・デジタル」や「アフター・デジタル」のレンズ(「オフラインの世界を前提にオンラインを取り入れる」という視点から、「オンラインの世界を前提にオフラインを捉える」という視点への転換)なども紹介します。

最後に、「SDL」や「MSP」「OMO」のレンズをかけて自社の未来を捉えた場合、どのような機会や課題がみえてくるか、皆さんに問いかけます。 様々なレンズをかけたりはずしたりしながら、議論を進めることができればと考えております。

Keynote Speech
藤川 佳則氏
一橋大学 副学長補佐(国際交流)
一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻
MBAプログラム・ディレクター&准教授

一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士。ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、 ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師、オルソン・ザルトマン・アソシエイツ(コンサルティング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 専任講師を経て現職。

開催概要
日時 2019年10月15日
タイムテーブル 12:30 受付開始
13:00 主催者挨拶
13:10 基調講演
14:10 休憩
14:25 エグゼクティブセッション①
14:55 主催者×ゲスト講演
15:55 休憩
16:10 エグゼクティブセッション②
16:40 特別講演
17:40 セミナー終了
会場 紀尾井カンファレンス メインルーム
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1番4号 紀尾井ガーデンテラス4F
定員 300名(抽選制)
参加費 無料
イベント運営 主催:ClipLine株式会社
注意事項
  • プログラムの内容・講演者等は予告なく変更する場合がございます。
  • 応募多数の場合は、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。
  • 競合他社/同業者のお申込み等、主催者の判断によりお断りする場合がございます。
  • 不参加の場合、当日お渡しする配布資料等をお送りすることは致しません。
  • 1社あたりのご参加人数を制限させていただく場合がございます。
お問い合わせ先 sales@clipline.jp
アクセス 永田町駅9a直結・赤坂見附駅D出口より徒歩1分