2019年7月24日 於一橋講堂

成熟市場におけるイノベーション
~V字回復と急成長を実現するリーダーシップと戦略~

セミナー応募はこちら
About
イノベーション時代を率いる
トップのリーダーシップと経営戦略

企業の将来に向けた成長戦略・業績拡大の難易度は上がるばかりです。
外部環境に目を向けてみれば、グローバル化が進み多くの企業が海外のリーディングカンパニーとの競争にさらされるに留まらず、デジタルディスラプションが進み従来の業界の構造そのものが崩れつつあります。

こうした外部環境が目まぐるしく変化する時代には、経営戦略をスピーディーに遂行しながら、組織に変化の必要性や新しいビジョンを浸透させ、従来の成功パターンに留まらない新しい挑戦を促す変革マネジメントが求められます。そして、組織変革・イノベーションを実現し、企業に継続的な成長をもたらすためには、強力なリーダーシップを持つトップの存在が不可欠です。

今回のセミナーでは、今まさに起こりつつある企業変革・イノベーションをリードしている企業より2名の経営者をお招きします。市場そのものの成長を見込みづらい成熟市場のなかで、V字回復と新規事業を成功させた戦略とリーダーシップの本質に迫ります。
また、知識創造経営と組織的イノベーションの観点から野中郁次郎先生、競争戦略の観点から楠木建先生をお招きし、アカデミズムの観点から日本企業の成長を後押しする経営理論を学びます。
今、日本の社会に必要なイノベーションを導くトップに近づくためのリーダシップや戦略推進のヒントをご提供します。

基調講演
『イノベーションに失敗する組織と成功する組織』(仮)

グローバル化とデジタル化が進行し、日本の業界・企業のありようそのものの転換を迫っています。日本企業に求められているのが、本質的なイノベーションであることは言うまでもないでしょう。こうした変化の激しい時代において雌雄を決するのは、組織の在り方です。

今回は、多くの経営者・政治家が座右の書に掲げる『失敗の本質』の著者であり、リクルート社発行の"Works"誌の連載『成功の本質』にて様々な成功企業にインタビューを重ねている野中郁次郎氏に、イノベーションの成功と失敗を分ける本質について、最新の事例を交えながらご紹介いただきます。

Keynote Speech
野中 郁次郎氏
一橋大学名誉教授、日本学士院会員

早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にて博士号(Ph.D)を取得。
南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。著書に、『失敗の本質』(1984、ダイヤモンド社、共著)、『The Knowledge−Creating Company』(1995、Oxford University Press、共著、米国出版社協会ビジネス経営書部門「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞)、『知識創造企業』(1996、東洋経済新報社)、『知的機動力の本質』(2017、中央公論新社)、『野中郁次郎 ナレッジ・フォーラム講義録』(2018、東洋経済新報社)ほか多数。

パネルディスカッション
『成熟市場におけるV字回復と急成長の本質』
市場そのものの成長が望みづらい成熟市場のなかで、V字回復を実現したホリイフードサービス社様と急成長業態を構築したティップネス社様をお招きし、成長を実現した戦略とリーダーシップを深堀します。
パネル1

ホリイフードサービス社は北関東の居酒屋企業。一時期、営業利益が1/10まで落ち込み経営改革を迫られていた。
居酒屋市場は減少傾向で、既存店舗含む店舗売上高はマイナス基調、かつ人手不足が顕著となり人材確保のコストが上昇している。

こうした厳しい環境のなか、変革の旗振り役となったのが、「ハートのある投資精神」を理念に掲げるインテグラル社パートナーの水谷氏だ。
上場請負人と言われる水谷氏が手掛けた経営改革は同社をV字回復に導いている。今回はその戦略や変革の裏側を語っていただく。

パネル2

ティップネス社はジム・スタジオ・プールを有する総合型ジムを展開するフィットネス企業。ここ数年は24時間セルフ型ジムの出店に力を注いでいる。その店舗数は100を超え、総合型ジムを展開する競合の追随を許さない。
フィットネス業界は緩やかな成長が続くが、24時間セルフ型ジムをはじめ、女性限定型ジムなど多様化が進む。
特に24時間セルフ型ジムはグローバル企業も日本に参入し数百店舗展開している。

ティップネス社の新規事業を統括する小宮氏に、総合型ジムを展開する同社が24時間セルフ型ジムに投資を加速した戦略、および事業展開に至った背景や、既存事業を含めたシナジーや全社戦略を語っていただく。

  • 水谷 謙作氏
    ホリイフードサービス株式会社 代表取締役会長、インテグラル株式会社取締役パートナー

    慶應義塾大学理工学部卒、慶應義塾大学大学院理工学研究科、一橋大学大学院国際企業戦略研究科修了。1998年三菱商事、2005年モルガン・スタンレー証券、06年GCA入社。07年インテグラル共同設立、取締役パートナー就任。 現在、ホリイフードサービス代表取締役会長他、複数の投資先の取締役を兼務。

  • 小宮 克巳氏
    株式会社ティップネス 取締役執行役員 新規事業企画推進部/情報システム部 担当

    フィットネスクラブ運営企業、コンサルティング企業を経て2002年ティップネス入社。経営戦略、財務経理、店舗開発、マーケティング等、経営全般に携わり、現在は新規事業企画と情報システム担当。また、ティップネスではイントレプレナーとして5つの新規事業を立ち上げ、業容拡大に貢献。24時間営業コンパクトジム「FASTGYM24」事業は2014年3月豊島区要町に1号店を開業、現在首都圏、中京圏に104店舗を開業済み(2019年7月末日現在)、短期間での多店舗展開に成功している。

  • 野中 郁次郎氏
    一橋大学名誉教授、日本学士院会員

    早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にて博士号(Ph.D)を取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。

  • モデレータ高橋 勇人
    ClipLine株式会社 代表取締役社長

    京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。2013年ClipLine株式会社を創業し、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

主催者×ゲスト講演
『小売業・サービス業の変革を成功させるミドルマネージャ武装論』
従来より日本企業においては、ミドルマネージャは戦略の遂行と新たなイノベーションの担い手として期待されています。
経営トップからの戦略を機動的に実行しながら、現場の最前線で何が起きているのか把握し、自社が描くポジションと顧客のダイレクトな反応の双方を見ながら最適解を実践するのみならず、現場で生まれる暗黙知を形式知化し、大局観をもってイノベーションに結びづける機会に富む重要な役割を担っていました。

しかし、昨今の小売業・サービス業を取り巻く環境は、劇的に変化しました。
市場から求められるサービス品質が高まるのと同時に、慢性的な人材不足といった足元のリソース不足が起きつつある構造のなかで、
店長・現場責任者・エリア責任者といったミドル層そのものが不足し、戦略の実行、および現場から生まれる知を活用しきれない時代に入ってきているのではないでしょうか。

本部がきれいな戦略や新しい挑戦を描いても、それが現場で実行されなければ意味がありません。
本セッションでは、ミドルマネージャの負担を下げ、戦略の実現と現場の知識創造プロセスを加速させ、企業の持続的成長とイノベーションの創出に繋がる成功事例をご紹介します。
また、ゲストとして、株式会社オオゼキ 人財開発室 室長青木氏にゲストとしてご登壇いただき、小売業界でユニークな効率経営を実現したオオゼキ様がClipLineを活用してどのような成果を挙げられたのか、導入プロセスや効果を伺います。
  • 金海 憲男
    ClipLine株式会社 取締役

    日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。
    大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了

  • 青木 慎一氏
    株式会社オオゼキ 人財開発室 室長

    1990年にオオゼキ入社。フロア部門での販売経験を積んで、1996年から店長職を遂行する。小型から大型の様々な店舗を経験し、2017年の創業60周年を機に「100年企業を目指す」ため、新設された人材開発室へ部署異動。主に採用から教育研修、従業員フォローアップ等幅広く担当。

特別講演
『ストーリーとしての競争戦略』

戦略は「こうしよう」という主体的な意図の表明であり、「こうなるだろう」という将来予測ではない。さまざまな打ち手がつながって、全体として長期利益に向かって動いていくという時間展開が動画のように見えてくる。

優れた戦略とは思わず人に話したくなるような面白いストーリーでなくてはならない。ストーリーという視点から競争戦略と競争優位についての論理を解明し、併せてClipLineの戦略ストーリーの独自性を考える。

Keynote Speech
楠木 建氏
一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻 教授

専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。大学院での講義科目はStrategy。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了(1992)。
一橋大学商学部専任講師、同大学同学部助教授、同大学イノベーション研究センター助教授、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻准教授を経て、2010年から現職。

開催概要
日時2019年7月24日
タイムテーブル 12:30 受付開始
13:00 主催者挨拶
13:10 基調講演
13:55 休憩
14:10 パネルディスカッション
15:10 休憩
15:25 主催者×ゲスト講演
16:25 休憩
16:40 特別講演
17:40セミナー終了
会場 一橋講堂
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋2丁目1−2 学術総合センター
定員 400名(抽選制)
参加費 無料
イベント運営 主催:ClipLine株式会社
協力:株式会社ビジネス・フォーラム事務局
注意事項
  • プログラムの内容・講演者等は予告なく変更する場合がございます。
  • 応募多数の場合は、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。
  • 競合他社/同業者のお申込み等、主催者の判断によりお断りする場合がございます。
  • 不参加の場合、当日お渡しする配布資料等をお送りすることは致しません。
  • 1社あたりのご参加人数を制限させていただく場合がございます。
お問い合わせ先 sales@clipline.jp
アクセス
神保町駅A8・A9出口から徒歩4分