2019年2月26日 於虎ノ門ヒルズ

人材不足時代を勝ち抜く
リーダーシップと組織戦略

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人材不足時代に求められる
リーダーシップと組織戦略

日本の産業界は深刻な人材不足に直面しており、企業経営は大きな影響を受けています。経営計画や有価証券報告書をみるまでもなく、多くの企業が人材戦略の立て直しを求められており、連日のように多様な人材確保施策が新聞・ニュースで報道されています。外国人労働者の本格的な受け入れに舵を切る改正出入国管理法の成立を受け、企業の人材戦略・組織戦略は今後ますます重要性が高まるでしょう。

しかし、足元の人材確保に目が行きがちになる一方で、今本質的に企業に求められているのは、外国人・シニア・デジタルネイティブなど多様化した人材を有効活用し、新しい価値を生み出すよう導く経営者のリーダーシップではないでしょうか。

今回は、この変化が激しい状況をチャンスと捉え、企業価値向上のために人材戦略・組織戦略に最適な一手を描きたい企業経営層・リーダーの皆様向けに、これから求められるリーダーシップと組織戦略の本質についてお話しします。

基調講演
『人を活かす組織戦略とリーダーシップ』(仮)

持続的な組織的イノベーション導くために、多様で異質な価値観を持つ一人ひとりの潜在能力をいかに組織的に活かして知を生み出すかによって、雌雄を決する時代が到来しています。
様々な社会・経済・政治の変化により変革を導くリーダーシップやマネジメントの難易度が上がるなか、企業は今まで以上に、「何のために存在するのか」を徹底的に問い、知識を適時適切に創造、共有、錬磨していかなければなりません。そして、上下関係や組織の枠を超えて、妥協なき対話や知的バトルが起こる場を内在化させ、一人ひとりの異なる主観を「われわれの主観」に練り上げていく必要があります。また、自律的、機動的、柔軟に動く組織体も必要になるでしょう。
本講演では、今の時代に求められる組織戦略とリーダーシップについて、野中教授が注目する「最新事例」を参照しながら紹介します。

Keynote Speech
野中 郁次郎氏
一橋大学名誉教授、日本学士院会員

早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にて博士号(Ph.D)を取得。
南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。著書に、『失敗の本質』(1984、ダイヤモンド社、共著)、『The Knowledge−Creating Company』(1995、Oxford University Press、共著、米国出版社協会ビジネス経営書部門「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞)、『知識創造企業』(1996、東洋経済新報社)、『知的機動力の本質』(2017、中央公論新社)、『野中郁次郎 ナレッジ・フォーラム講義録』(2018、東洋経済新報社)ほか多数。

特別対談
『人材不足と人材多様化時代に求められるリーダーシップとイノベーションに資するテクノロジー活用の要諦』(仮)

日本の産業政策において積年の課題である生産性向上と、政府主導の働き方改革というテーマを受けて、企業においては年々テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーションが進んでいます。
今後は外国人労働者・シニア人材の積極活用など、組織の人的資源の多様化が進み、これまでとは質の異なる新しいマネジメントが求められてきているのではないでしょうか。
基調講演後半では、今求められているリーダーシップや組織戦略を実現するにあたり、どのようにテクノロジーを活用すべきかについて、これまで数社のサービス業のターンアラウンド・経営コンサルティングを実施した経験からIT企業を創業したClipLine代表の高橋との対談形式で、野中先生の考えをお聞きします。

Panel discussion
高橋 勇人
ClipLine株式会社 代表取締役

京都大学理学部、同大学院理学研究科卒業後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。2013年ClipLine株式会社を創業し、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

主催者講演
『小売業・サービス業における新しいサービス・マネジメント
~消費者市場と労働市場の構造変化に適応する企業経営とは~』

パート・アルバイトの時給は上がり続け、採用費の高騰も含め企業の利益を圧迫する要因の一つになっています。人手不足が原因で事業拡大や経営が困難になる企業も年々増えており、労働人口不足の深刻さは増すばかりです。他方、改正出入国管理法が国会で成立し、外国人労働者の積極的な活用が期待されていますが、企業側の受け入れ準備も簡単ではなく今まで以上に組織戦略・人材戦略の重要性を増してくるでしょう。
こうした外部環境のなかで、多くの企業が多様化する人材に対する採用・教育の見直しと再投資を検討し始めています。その中でも従業員の定着率向上と人材多様性への配慮に注目する経営層が増えております。

野中郁次郎先生のSECIモデルによれば、知識創造・知識経営に必要なのは従業員と共感する場を増やし、そこから新しい実践知を導き、組織としての自律分散性を高めることです。足元の人材不足だけに目を奪われるのではなく、イノベーションの創出まで見据えた組織戦略が求められています。
多様な人材が長く働く環境を創って教育コスト・採用コストを削減するに留まらずその知識・知恵をもってイノベーションを促進するような組織変革をするための一つの解を述べてみたいと思います。

Organizer Speech
金海 憲男
ClipLine株式会社 取締役

日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。
大阪大学大学院基礎工学研究科卒

パネルディスカッション
『先行企業における組織変革の実践
 ~人材不足・人材多様化に向けた組織マネジメントの"次の一手"~』
クラウドOJTサービスClipLineをご導入頂き、組織変革を進める企業様より、導入エピソードを伺います。
導入前の背景、期待した効果、導入した結果として起きた組織の変化についてお話しいただきます。
  • 仙波 太郎氏
    SOMPOケア株式会社 役員理事 教育研修部部長

    大学卒業後、安田火災海上保険(現:損害保険ジャパン日本興亜)に入社。主に企業向け営業を担当するが、2000年の介護保険発足時に商品開発部門で民間介護保険とその付帯サービスの開発に従事。その後、グループ企業に出向してヘルスケア関連事業の開発に参画し、ヘルスケアやICT企業とのアライアンスを遂行。2017年からはSOMPOケアでITや教育研修部門を担当。自戒を込めた信条は「思いやり・チームプレー・自己研鑽」。

  • 戸谷 東郎氏
    日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 コミュニケーション本部 人財開発部 部長

    1982年同社入社、都心店舗の店長を経験後、エリアマネージャー、フランチャイズスーパーバイザー、マーケットマネジャー、を担当し、ピザ事業の営業統括、購買、マーケッティングを経て、再度KFCに戻りお客様サービス・店舗監査系を担当。現在、人財開発部部長として、直営・フランチャイズ含めた約1,150店舗の人財開発部門を担当。
    創業者カーネル・サンダースが誇りに思うブランドに向け、自ら考え行動できる人財の育成に取り組み中。

  • 齋藤 修弥氏
    株式会社JR東日本リテールネット CS推進室 室長

    1990 年入社。首都圏4支店で勤務し、現場の人材育成・確保を痛感する。本社では主に総務部で勤務、勤労、文書、法務を担当。その後、総務課長、担当部長、主に研修を担当。研修センターの開設に参画する。2015 年CS推進室長に就任し、お客さま満足の向上とCSマインドの醸成に努める。

  • モデレータ藤川 佳則氏
    一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻 准教授 & MBAプログラム・ディレクター、一橋大学 副学長補佐(国際交流)

    一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士。ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師、オルソン・ザルトマン・アソシエイツ(コンサルティング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科専任講師を経て現職。

特別講演
『価値共創のためのリーダーシップと組織変革』

人材の不足化や多様化が進む経済環境において、組織の中に所有する希少な経営資源にとどまらず、組織の外に潤沢に偏在する様々な資源を活用する、「価値共創」に基づく戦略を目指す企業が増えつつあります。

今回のセミナーの締めくくりとして、基調講演やパネルディスカッションの内容を踏まえ、「価値共創」に基づく戦略を率いるリーダーシップと組織のあり方について、「希少資源と余剰資源」、「事前計画と事後創発」、「価値創造と価値獲得」をキーワードを中心にお話します。そして、ClipLineの可能性について考えてみたいと思います。

Reflection Speech
藤川 佳則氏
一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻 准教授 & MBAプログラム・ディレクター
一橋大学 副学長補佐(国際交流)

一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士。ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、 ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師、オルソン・ザルトマン・アソシエイツ(コンサルティング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 専任講師を経て現職。

開催概要
日時2019年2月26日(火)
タイムテーブル 12:30~ 受付開始
13:00~14:00 基調講演
14:00~14:30 特別対談
14:30~14:45 休憩
14:45~15:30 主催者講演
15:30~15:45 休憩
15:45~16:45 パネルディスカッション
16:45~17:45 特別講演
17:45~18:00 休憩、および希望者向け個別相談会
18:00~19:00 懇親会
会場 虎ノ門ヒルズ4F Bルーム
定員 200名(抽選制)
参加費 無料
イベント運営 主催:ClipLine株式会社
協力:株式会社ビジネス・フォーラム事務局
注意事項
  • プログラムの内容・講演者等は予告なく変更する場合がございます。
  • 応募多数の場合は、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。
  • 競合他社/同業者のお申込み等、主催者様の判断によりお断りする場合がございます。
  • 不参加の場合、当日お渡しする配布資料等をお送りすることは致しません。
  • 1社あたりのご参加人数を制限させて頂く場合がございます。
お問い合わせ先 sales@clipline.jp
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